English
上智大学 
理工学部 
物質生命理工学科 

教授 
髙橋 和夫 
タカハシ カズオ 
Takahashi Kazuo 

Tel.03-3238-3456  
Fax.03-3238-3456  
 

研究経歴
2018年4月 - 現在
 上智大学 理工学部 物質生命理工学科 教授
2008年4月 - 2018年3月
 上智大学 理工学部 物質生命理工学科 准教授
2006年4月 - 2008年3月
 上智大学 理工学部 化学科 専任講師
1998年4月 - 2000年3月
 ドイツ・デュイスブルグ-エッセン大学 燃焼・空気力学研究所 フンボルト奨学博士研究員
1991年10月 - 2006年3月
 上智大学 理工学部 化学科 専任助手
1989年4月 - 1991年9月
 日本原子研究所 東海研究所 化学部 研究員 

職歴
日本原子研究所東海研究所  化学部研究員  1989/04/01-1991/09/30 

学歴
上智大学  理工学研究科  応用化学専攻  博士  1989/03/31  修了 
上智大学  理工学研究科  応用化学専攻  修士  1986/03/31  修了 
上智大学  理工学部  化学科  1984/03/31  卒業 

学位
工学博士  上智大学  1989/03/31 

免許・資格
第一種放射線取扱主任者免状  1993/05/11 
高等学校教論一級普通免許(理科)  1986/03/31 
中学校教論一級普通免許(理科)  1984/03/31 
詳細表示...

教育・研究活動状況
 化石燃料を燃やすと炭酸ガスと水が生成することは誰でも知っているが,この反応は分子同士の一回の衝突で起こるのではなく,多数の簡単な反応(素反応)が連鎖的に起こって最終生成物に至る.もっとも構造が簡単な炭化水素であるメタンの燃焼でさえ,実に70~80もの素反応が起こっているといわれる.こうした詳細な化学反応の探究は,燃焼を単にエネルギーを取り出すための手段としてとらえた場合には不要であろうが,昨今の地球環境保全の観点からはとても重要な課題となる.内分泌撹乱物質として問題になっているダイオキシン類,ディーゼル車から出される浮遊粒子状物質や窒素酸化物等,微量燃焼排出物の中には人体に有害なものがたくさんあり,その対策を講じるためには生成メカニズムの解明が必要であり,分子レベルでの研究が不可欠となる.
 これらの素反応は一般にマイクロ秒という極めて短時間で完了してしまうため,追跡には特殊な装置が必要となる.衝撃波管装置や急速圧縮機,および各種レーザー等を用いた最新の実験技術を組み合わせて,問題解決に取り組んでいる. 

研究分野
物理化学 
グリーン・環境化学 
熱工学 
反応工学・プロセスシステム 
プラズマ科学 

研究キーワード
燃焼化学 
反応速度論 
反応メカニズム 
反応モデル 
衝撃波管 
急速圧縮機 
高効率燃焼 
スーパーリーンバーンエンジン 
HCCIエンジン 
自着火 
ノッキング 
すす 
ベンゼン 
トルエン 
ETBE 
バイオエタノール 
超微粒子 
消火剤 
ハロン代替物 
フルオロカーボン 

研究テーマ
スーパーリーンバーンエンジンにおけるノック予測可能な反応モデルの構築  2014-現在  新技術開発特別研究 
水素およびその他ガス爆発を予知・回避するための爆発反応メカニズムの構築  2012-現在  科学研究費補助金 
バイオ燃料の燃焼反応研究  2007-現在 
HCCIエンジン燃焼における自着火反応メカニズムの構築  2006-現在  科学研究費補助金 
芳香族炭化水素の燃焼反応研究  2006-現在 
詳細表示...

共同・受託研究希望テーマ
化学反応の観点からみた燃焼排出物軽減,燃焼制御,高効率燃焼等に関する研究  産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 
化学系消火剤,燃焼添加剤の設計と開発  産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 
詳細表示...

競争的資金等の研究課題
科学研究費補助金 『100ミリ秒の高温持続時間を有する高圧衝撃波管の開発・評価と冷炎観測への応用』  科学研究費  基盤研究(C)一般  2018/04-2021/03 
科学研究費補助金 『単一パルス高圧衝撃波管によるテトラフルオロエチレン爆発予知のための反応モデル構築』  科学研究費  基盤研究(C)一般  2015/04-2018/03 
内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) 『革新的燃焼技術-高効率ガソリンエンジンのためのスーパーリーンバーン研究開発』  その他  2014/10-2019/03 
科学研究費補助金 『水素爆発予知のための包括的反応モデルの構築と高圧化学反応追跡法の確立』  科学研究費  基盤研究(C)一般  2012/04-2015/03 
科学研究費補助金 『高圧衝撃波管を用いたHCCI燃焼反応機構の構築』  科学研究費  基盤研究(C)一般  2008/04-2012/03 
詳細表示...

著書
Halon Replacements (Technology and Science)  Takahashi, K., Inomata, T., Fukaya, H., Abe, T.  American Chemical Society  1995 
Transuranium Elements: A Half Century  Yamashita, T., Ohuchi, K., Takahashi, K., Fujino, T.  American Chemical Society  1992 
詳細表示...

論文
Kinetic Studies on the Reactions of Furan, 2-Methylfuran, and 2,5-Dimethylfuran with Atomic Oxygen at Elevated Temperatures  Yoshizawa, H., Nagashima, H., Murakami, Y., Takahashi, K.  Chemistry Letters  2017 
Thermal Decomposition of 2,3,3,3- and trans-1,3,3,3-Tetrafluoropropenes  Matsugi, A., Takahashi, K.  The Journal of Physical Chemistry A  2017 
Surface Treatment of Fluorinated Polymers Using Atmospheric Pressure Glow Discharge System  Kogoma, M., Takahashi, K., Tanaka, K.  Journal of Photopolymer Science and Technology  2016 
Time-Resolved Broadband Cavity-Enhanced Absorption Spectroscopy behind Shock Wave  Matsugi, A., Shiina, H., Oguchi, T., Takahashi, K.  The Journal of Physical Chemistry A  2016 
Defluorination Treatment of Polytetrafluoroethylene by B2H6/He Plasma at Atmospheric Pressure  Furuse, K., Sawada, Y., Takahashi, K., Kogoma, M., Tanaka, K.  Journal of Photopolymer Science and Technology  2015 
詳細表示...

研究発表
ガソリンサロゲートの高圧着火における冷炎観測と冷炎発生時期の計測  平成29年度衝撃波シンポジウム  2018/03 
高圧衝撃波管によるSIP共通ガソリンの着火遅れ計測とガソリンサロゲート反応モデルの適用性検証  第55回燃焼シンポジウム  2017/11 
High-Temperature Thermal Decomposition of Tetrafluoropropenes  33rd Symposium on Chemical Kinetics and Dynamics  2017/06 
加熱型高圧衝撃波管によるガソリンサロゲート着火遅れの広温度領域計測とSIP反応モデルの検証  平成28年度衝撃波シンポジウム  2017/03 
高温大気圧グロープラズマ処理によるポリテトラフルオロエチレンの接着性向上  第34回プラズマプロセシング研究会(SPP34)/第29回プラズマ材料科学シンポジウム(SPSM29)  2017/01 
詳細表示...

受賞
第53回燃焼シンポジウムベストプレゼンテーション賞  大気圧高温反応流通管-レーザー光イオン化TOFMASを用いたPAH生成経路の解明-PAHに及ぼす燃料の化学構造の影響-  2015/11 
平成25年度衝撃波シンポジウムベストプレゼンテーション賞  大気圧高温反応流通管-レーザー光イオン化TOFMASを用いたPAH生成経路の解明-PAHに及ぼす燃料の化学構造の影響-  2015/03 
第52回燃焼シンポジウムベストプレゼンテーション賞  大気圧高温反応流通管‐レーザー光イオン化TOFMSを用いたPAH生成経路の研究  2014/12 
平成24年度衝撃波シンポジウムベストプレゼンテーション賞  軽油・ガソリンサロゲート燃料の予混合着火に及ぼすETBEの混合効果  2014/03 
The photopolymer Science and Technology Award No. 122200, the Best Paper Award 2012  Improvement of Adhesive Strength of Polytetrafluoroethylene by Defluorination Treatment with Combination of Atmospheric Pressure Glow Plasma Treatment and Chemical Transport Method  2012/06 
詳細表示...

所属学協会
国際燃焼学会(CI) 
国際衝撃波学会(ISSI) 
日本燃焼学会 
日本衝撃波研究会 
日本化学会 
詳細表示...