研究シーズ名
巧みさと不自由さの評価と向上
分  野 生体医工学
キーワード 生体計測、ビッグデータ解析、リハビリテーション、学習支援
研究者名 古屋 晋一
Furuya Shinichi
職  名 准教授
所  属 上智大学
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概    要
 熟練者の巧みさや、過剰な訓練によって起こる不自由さについて、工学や脳神経科学の手法を用いた研究を行っています。特に、音楽家を対象とした「医工芸」研究を通して、以下のような学際的な研究を展開しています。

・熟練技能の評価とメカニズムの解明
・技能熟達支援法の開発
・過剰訓練により発症する脳神経疾患の評価とメカニズムの解明
・非侵襲脳電気刺激法を用いた脳神経疾患の解決
・音楽による生体機能向上

研究手法としては、生体情報の計測・解析・制御を行う上で、以下のものを用いています
・身体運動計測(データグローブ、筋電図、モーションキャプチャ、各種センサー)
・非侵襲脳刺激装置(経頭蓋直流電気刺激)
・機械学習による特徴分類や、多変量解析による特徴抽出
・生体の数理モデル
・心理物理実験
・脳機能計測装置(設置予定)

応用例
・健常者、熟練者、脳神経疾患患者、高齢者の運動・感覚機能を評価・向上します
・生体のビッグデータから価値ある情報を抽出します
・脳科学に基づいた新しいリハビリテーション法を開発します
今後の発展性
脳・身体の持つ「やわらかさ」のメカニズムについての理解を深め、教育、臨床への応用を目指します。さらに、安価で簡便な計測システムやコンテンツ開発に取り組みます。
研究設備
・運動機能計測機器(データグローブ、筋電図、力センサーなど)および感覚・認知機能評価システム
・生体ビッグデータ解析用プログラム
・非侵襲経頭蓋電気刺激装置
共同研究・外部機関との連携への期待
ヒトのQOL(Quality of Life)向上を目指した計測・制御システムの開発や、教育システム・コンテンツの開発、熟練者の技能熟達や医工学融合アプローチによる脳神経疾患の機能回復訓練法の開発に取り組むことを期待しています。
関連特許・論文等
・ピアニストの脳を科学する:超絶技巧のメカニズム(2012)春秋社(書籍)
・Shinichi Furuya, Eckart Altenmuller (2013) Flexibility of movement organization in piano performance. Frontiers in Human Neuroscience(解説論文)
・古屋晋一(2013)脳神経疾患に対する補完代替医療としての神経音楽療法.神経眼科,30(3): 262-272

お問合せ先
上智大学学術情報局研究推進センター
TEL:03-3238-3173 E-mail:g_rant@cl.sophia.ac.jp